腎臓病患者の食事療法は通常とは違う

 

 

 

おはようございます、まちゃはるです。

 

先日の記事 腎臓の機能を助けるための食事とは~慢性腎不全になる前に有効なもの

では腎臓の腎機能を助けるための食事

について取り上げてきました。

 

利尿作用のあるカリウムを含むもの、

血液をアルカリ性にしてくれるもの、

大腸菌を防ぐもの等が腎臓の機能を

助けてくれるんでしたね。

 

しかし、慢性腎不全になり

いざ腎臓が壊れたときには

これらのことが通用しない場合があります。

 

つまり、腎臓が壊れる前と後では

食事療法が違うということです。

 

結論から言いますと、

通常身体に良いとされるものでも

腎臓病患者にとっては悪くなる

というものがあります。

 

そこで、腎臓病患者の食事療法について

取り上げていきます。

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腎臓病患者の食事療法

 

食事療法とはいわゆる「栄養制限

になります。

 

どんな人でも制限したほうがいい栄養素

もあれば、腎臓病の人にだけ制限するべき

栄養素があります。

 

だだ、あくまでも「制限するべき」であって

「摂ってはいけない、食べてはいけない」

というわけではありませんので

注意してください。

 

 

1.塩分とカリウム

 

日本人は塩分の取りすぎの傾向にあります。

 

厚生労働省で目標としている1日塩分摂取量

は男性で8g未満、女性で7gです。

 

それに対して

日本人の1日平均塩分摂取量は約10g。

 

ちなみに世界保健機関(WHO)が

推奨している1日の塩分摂取量は5g。

 

約2倍ということになりますね。

 

どちらにしても塩分を取りすぎている

ことに変わりはありません。

 

通常であればカリウムを摂取することにより

塩分(ナトリウム)とのバランスを調整し

血圧低下に繋がります。

 

これにより血圧を下げて動脈硬化や

脳卒中などの生活習慣病を予防する効果が

期待できます。

 

そして余ったカリウムは腎臓でろ過されて

尿として排泄されます。

 

つまり、通常であればカリウムを含む食材は

積極的に食べたほうがいいです。

 

しかし、慢性腎不全患者の場合は違います。

 

余ったカリウムがろ過できないので

その分が血液中に溜まり

「高カリウム血症」になります

 

高カリウム血症になると

しびれなどの神経障害や意識障害、

脱力感(だるさ)、心臓に負担がかかり

胸が苦しくなったり不整脈や心臓停が止する

等の恐れがあります。

 

つまり、「カリウムを余計に摂取できない」

ためにカリウム制限しなければならず、

その結果、塩分もさらに厳しく

制限しなくてはなりません。

 

ちなみに慢性腎不全患者の

1日塩分塩分摂取量は「6g」

 

6gとはかなり少ない塩分ですが、

工夫次第では可能な数値になります。

 

先日の記事 塩分の取りすぎを防止するには?調味料の使い方で塩分を抑える

にあるように、調味料の使い方を工夫したり

薄味に慣れるなどして対応してください。

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2.カリウムを多く含む食材

 

① 野菜

 

野菜は全般的にカリウムが多いですが、

にら、キャベツ、白菜、かぼちゃ、なす

がカリウムを多く含んでいます。

 

カリウムは水に溶け出すという

特徴があります。

 

細かく切ってゆでこぼしたり、

流水にさらしておくことによって

カリウムが入寮が半分程度に

抑えることができます。

 

② イモ類

 

イモは全体的にカリウムを多く含みますが

特に里芋はカリウムを多く含んでいます。

 

③ 肉類・魚類

 

肉や魚も全般的にカリウムが多めです。

 

これらは調理によってカリウムが

減ることはあまりないので

注意が必要です。

 

なお、一般的に肉の場合は赤身が多い肉には

カリウムが多く、脂身が多い肉には

カリウムが少ないです。

 

「鳥皮」がいい例で、カリウムが極端に

少ないです。

 

ただ、脂身の多い肉を食べたら

別の病気になりそうですが。

 

③ 牛乳

 

牛乳は栄養もありますが、

カリウム等が多いです。

 

栄養価が高いので全く飲まないのは

もったいないですが、飲みすぎには

注意が必要です。

 

100mlぐらいがちょうどよいでしょう。

 

④ その他

 

果物や緑茶、海藻なども

カリウムが多く含まれていますので

注意が必要です。

 

3.カリウムの1日摂取量

 

腎臓の状態や体重などで多少は変わりますが

1500~1800mg/日

目安になります。

 

カリウムは全てとは言いませんが、

ほとんどの食材に含まれています。

 

食事のバランスを考えて

上手くカリウム量を調整してください。

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まとめ

 

今回は慢性腎不全の食事制限の中でも

「カリウム制限」について取り上げました。

 

慢性腎不全になると血液検査も

頻繁にやると思いますので

血液中のカリウムの量を見て

カリウムを摂る量を調整してください。


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